2009/06/15

げにおそろしや、Google

もう皆さんは知ってると思うが、二年ほど前から問題になっているのが「Googleによるネット上での書籍公開」である。著作権を持ってる側、あるいは既存の印刷業界関係者などにとっては嫌な話だろうと思う。でも一方、一読者なワタクシなんかは「ヤレーヤレー、Googleは世界のすべてをデーターベース化しる!」と思ってたりする。いつかは、Google≒Skynetだな。

書籍のデータベース化ってどうやってるか知ってます?
昔は(といっても8年くらい前)、バイトやボランティアを集めて、フラッドベットのスキャナでページをめくってはジーとやってたらしいんだけど、現在は製本されたものも高速でスキャニングできるのがあるみたい。もちろん高いけど。ページめくってシャーッとスキャンして、またページめくって…

まぁ、それはともかく、
さっきGoogleでブック検索してみたらびっくらこいた。本の中身がプレビューできる割合が激増しているようだ。アプリケーションのマニュアル本で3500円くらいのものなのだが、Googleのブック検索で中身が8割以上読めるのである。
建て前は販売促進用のツールで、全部は見せませんよー(by 小向美奈子)って感じだが、オレにとっては「あら~、今後はもう一切本なんか買うことないな」と思ったしだいでございました。