そりゃそうだ、仕事にも出ず引き篭もって一番遠いとこは六畳部屋の反対側の壁なわけだし、ほとんどは1メートル弱のディスプレイをみてるわけだし。
外に出ると遠くが霞んでみえるのさ。46だし。
こんなのに加えて老眼なんかがやってきた日にゃ、遠くも近くも見えにくくなるわけやね。
さて、でもそれを老化と一括りにしてネガティブに考えていいのだろうか?
遠くも近くも見えにくくはなるがその間は見える。見方を変えると余計なものを見なくてよいということじゃないか。
「先生、数学や物理は将来なんの役に立つんですかぁ?」
「それはね、君たちの可能性を広げるためだよ」
などという状況から脱して、もうこの肉体年齢は、なにか一つのことに専心できるということなんではないかと、ワタクシ、勝手に思って自分を慰めているのでございます。