金賢姫が来た。
今ちょうど横山光輝の三国志を読んでいるのだが、当時の中国はすごいね。国が滅んではでき、できては亡くなる。直近で国がなくなったのは東欧の紛争だったか。
日本もそのうち亡くなるのではないか。名前は残るとしてもState of Japanか日本省(あるいは日本県)か。
次の大戦は、中国vsアメリカだろう。これは必ず起こる。ただし、中国はアメリカの領土は欲しいとは思っていない。日本を取り返したいと思っているだけなのだ。
歴史の上で、早い者勝ちが成り立つとすれば、そしてそれは古くからそうなのだが、中国からは日本を属国と見ている。「漢委奴」(かんのなのわ)の「わ」に奴という字を当てはめていることからしてそうである。「卑弥呼」という字使いも見下している。
太平洋戦争での良い方の戦果を、ワレワレ世代でもまだどこか胸中に持っている。「日本はやればすごい」んだと。でももう、これからの世代者たちはそんな気持ちもないだろう。
身内や知人の死を悲しむのはあるだろう。ただそれが戦争でのことであればまったく異質なものである。戦死者、戦争被害者を思う時に、現代の事故や病気で亡くなった人への視線と同じではいけない。