時間が足りないのである。1日が48時間になってくれたら嬉しい。
一番めんどくさいのは食事だ。なぜ三食喰わねばならぬ?
これも以前語ったが、先進国で一日三食というのはここ百年くらいの習慣である。発展途上国では未だ二食の国はたくさんあるし、狩猟民族では一日一食というのも現代でもある。(でもそういうとこは間食の文化が昔からあるのだが…)
日本で一日三食というのは室町時代あたりから中国・禅宗の影響を受けてという説があるし、西欧ではエジソンがトースターを発明してそのセールス力が朝食を定着させたというのも定説としてある。
もしかして、禅の始祖とかエジソンがいなかったら未だに一日三食になってなかったのかも知れぬ。
日頃思うに、「食べなきゃいけない」と思うのは実空腹感よりも強迫観念になってしまってるんじゃないか、ということである。その証拠に、午後12時からの1時間の間に皆がダーッと喰う状況を見れば分かる。
人間には非可触域=パーソナルエリアというのがあって、知度によって他人との距離感があるのだが、昼の定食屋なんぞはそれを甚だしく侵されている状況である。パーソナルエリアは種の生存にも関わるはずなことなのに、それよりも強迫観念の「お昼食べなきゃ♪」というのは、どうなのよ?
と、以上の疑問を晴らすべく朝食食べない&昼食は午後1時すぎ&夕食は酒・派なワタクシは今後、ちゃんと朝ごはんを食べてみようかなとか思っております。
グワーッ、習慣に負けたのか。自分を見失ったのか。
ま、いっか、若くもないし。