SonyのMHS-CM5で撮影した.MP4ファイルをFinal Cut Proで編集しようとするとそのままでは使いづらい。MHS-CM5の.MP4ファイルはオーディオビットレートが32bitの浮動小数なのだが、Final Cut Proには8か16か24の整数しかないのである。なので、オーディオのレンダリングが頻発して非常に使いづらい。
今まで、げんなりしながらもちょこちょこレンダリングしたり、一度ProResに変換していたが、前者は思考集中力が途切れてしまうし、後者は1ファイルのトランスコードにとんでもない時間がかかっていた。30分のファイルが5つもあると一晩かかる。
ところが、さっきふと思い立ってiMovieでファイルを取り込んでみたところ、自動的にオーディオのビットレートを32bit浮動小数から16bit整数に変換してくれることを発見したのだ。おまけに解像度を変えなければH.264のままだし、960×540(iFrameっていうやつね)にするとApple Intermediate Codecになる。
取り込み(トランスコード含む)の時間もそんなにかからない。こりゃあ知らんかったわ。なんつー便利。iMovie '11バンザイ!である。
ていうか、Final Cut Pro、もうちょっと良くなってよ。やっぱPremiereは使いづらいのだから。