2011/02/17

ワタミ会長が政治を経営に例えて言うのは、

常在菌が減って新しい病気が現出する、のと同じだと思う。
対処療法だね。その場しのぎというか、今なんとかなれば良い、というか。

今まで何の結果も、成果もないじゃないか、と思ってしまうよね。最近の政治は。
いやいや、もっと長いスパンで見なきゃ、とは思えないよね。今を生きてる若い人は、特に。

ワタクシは47歳なんだけど、20代の頃は「自分が存在したことをなるべく広い世界に知らしめたい」なんて思ってたんだけど、今はもうそんな気はない。でも若い時はそう思っちゃうんだよね。微熱の続く麻疹みたいなもんだし、そこで青春の蹉跌なんかもあったりして。

タイトルからはだいぶかけ離れた文脈だけど、政治を経営に例える人に諸手を挙げて賛同はできないなぁ。渡辺さんに期待をかける人はいるんだろうとは思うけど。

ワタミグループには何度かお世話になったけど、昔ながらの居酒屋がなくなってるっていうニュースを聞くと、現在の激安居酒屋が及ぼす酒席文化にとって改悪だなぁと思うなぁ。そういう激安居酒屋は学生とか若いもんが埋め尽くせばいいわけで、大人は週4回の飲みを1回に減らしてでもちゃんとした居酒屋行きましょうよ。

もしかしたら、クルクル回るとこで寿司を覚えて一生クルクル回る寿司しか食べたことがないって人がドンドン増えるのかなぁ。クルクル回るとこ、激安居酒屋ばっか行ってると「大人の所作」ってぇもんを覚えないよ。

最後に本題だけど、政治上で福祉は主題テーマにならないから。新陳代謝をどうすすめるか、だから。楢山節考のせつなさを乗り越えねば、未来は来ないのだよ。ワタミの会長。